平成29年度 河川愛護絵画コンクール 入賞者紹介 今年度も「河川愛護コンクール」では県内64の小学校から676点の応募がありました。
今回は特選から佳作までの92点、ユニークで楽しい子どもたちの作品を紹介します。
家族やお友達でしょうか。たくさんの人が、川の生き物たちと楽しくかかわっている様子が伝わってきます。川の中の生き物たちの形や向き、大きさ、石の配置などにも作者の工夫があります。きれいな川でまとまって泳いでいる生き物たちへの作者の見方もよく発揮できています。
人物の表情、魚の形や大きさ、色の工夫によって、きれいな川で活き活きとした魚が育まれたことを感じさせる作品です。特に、眉間にしわを寄せたり目と口を大きく開けたりしている人物の表情が特徴的です。また、魚以外の川辺に生息する生物や川岸の砂利、草むらも1つ1つ丁寧に描かれています。
広い視野から河川とのかかわりや自然をとらえた高学年らしい作品です。釣り人とつかみ取りをする人物、魚の大きさを工夫することで広い空間を感じさせます。また、勢いよく飛び跳ねたり抱きかかえられたりしている魚の色については水彩絵の具の特徴をよく生かして彩色されているところも優れています。